(社)東京都トラック協会青年部ネットワーク
 


2004年(平成16年)4月23日
春号 No.31
(社)東京都トラック協会青年部発行
編集者  関口 勝己

16年度を迎えて
本部長 石川 康司

 4月になり平成16年度に入りました。15年度は私達トラック運送事業者にとって改正物流二法から始まり本当に激変の年でした。この変化の影響はこれからジワジワと出てくるもので、部員各社の準備と努力が重要になります。また、中型免許の件も2月末に閣議決定していますので、4月の国会で警察庁の原案どおり可決すると思います。施行は平成19年頃だと思いますが、車両の代替計画に盛り込んでいないと総重量5トン超の車両は、19年の施行後に普通免許を取得したドライバー(普通免許取得後2年で中型免許が取得できる)では運行出来ませんので注意が必要です。
 さて、15年度の本部青年部活動は、新年号の発行後、海外視察研修、全国物流青年経営者中央研修会、第五回リーダー研修会を行い全ての研修活動は終了しました。その他の事業計画もほぼ終了していますが、15年度当初にお話した私の支部訪問が1/3残っています。6月の総会までにはお伺いしたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。
 これからの話は、この数ヶ月の動きを見ての私見になりますが、2月20日に行われた、全国物流青年経営者中央研修会で来賓の国土交通省大黒貨物課長様が、平成16年度に3PLを国土交通省が推奨していく旨をご挨拶でお話しいただきました。この話は国の政策として物流業界の変化を推進するもので、トラック運送事業単独ではなく物流全体の複合性を求めているように感じました。最近国土交通省で3PLに関する委員会があったらしいのですが、大手路線業者と大手区域業者、大手倉庫業者、大手の物流関連企業の方が委員になっているようです。第四回リーダー研修会や中央研修会の講演等の内容にあった「米国のトラック運送事業は1994年の規制撤廃後、大手物流関連企業と3PL企業、そしてオーナードライバーしか生き残っていない」ことを考えると、平成15年4月の改正物流二法は業際の壁をなくすことが目的で、今後は物流業界の再編を意図していると感じます。物流関連の各業界大手企業や3PL企業はすぐに対応していくでしょうが、私達のような中小零細企業は何もしないでいると淘汰の渦に巻き込まれていくと感じます。
 どんなに情報社会になっても人間が生活をしている以上、物を運ぶ仕事はなくなりませんが、部員各社が物流会社として、経済の中で自社の仕事上のポジションを把握して、今後の自社のあり方を確実に決めていかなければならないと思います。
 昨年度は『共創による未来の業界』をスローガンに活動してきましたが、今後も部員の皆さんと共に「共創」で今出来ることと未来に向けての準備を、一歩一歩行いたいと思います。

委員会報告

●総務委員会

16年度通常総会を6月8日ホテルJALシティ四谷東京において行います。ご出席をよろしくお願いします。
             
総務委員長 松原 伸行


●関ト協担当委員会

6月22日(火)に第16回関東ブロック青年経営者研修交流会が行事予定に記載のとおり、千葉で開催されます。
同研修会案内は後日各支部青年部長あてに通知します。
皆さんのご参加をよろしくお願いします。

関ト協担当委員長 須田 庄治


●研修委員会
 
平成15年度、当委員会では、従来の開催方法・テーマを見直し実施したリーダー研修会(夜間5回開催)、全国物流青年経営者中央研修会のテーマに合わせた海外研修、三浦雄一郎氏をお招きした青年経営者研修会等、各種研修会の実施。関東ブロック・全ト協主催の研修会への参加推進を行いました。
16年度の委員会では、これらの実施結果を踏まえ、部員の皆様のニーズに応えるテーマ・開催時期で各種研修会を計画していきたいと思います。本年度も皆様のご参加をよろしくお願い申しあげます。
               
研修委員長 星 謙一


支部だより

◇板橋支部
 平成16年2月21日に第4回研修会を開催しました。
 昨年10月に発足した「グリーン経営」について東京いすゞ自動車(株)SE本部長 小浦方氏に講師をしていただきました。「グリーン経営」は交通エコロジー・モビリティ財団が発行するグリーン経営認証制度のことで、環境に対して適正な事業を行っているところが認証されるというものでした。申請項目や費用などはISOなどに比べると取得しやすくなっていると言うことでしたが、まだ発足したばかりで、認知度は低いとのことでした。ただ、環境問題の取り組みは運送業界にとっては重要課題なので、たいへん関心をもちました。
 次回の研修予定は新年度ということで、今後も役に立つ企画をと考えています。
   
情報通信員 太田 実 北斗システム輸送(株)


◇墨田支部
 今回は、あまり活動はできず強いて言えば新年会を1月24日(土)に行いました。例年は忘年会を行うのですが、今回は部員の日程が調整できず新年会にしたところ欠席者が1名だけでしたが、その部員も二次会には合流し、和やかな新年会となりました。
 引越しシーズンの繁忙期には、部員同士がお互いに協力し、なんとか乗り切ることができ、当青年部のチームワークの良さが感じられました。
 また5月には研修旅行を予定していますので、次号には楽しい話題をお伝えできると思います。
  
情報通信員 林 秀行 (株)ハヤシ配送サービス


◇江戸川支部
 江戸川支部青年部(部長 森本勝也 東亜物流(株))の平成16年1月から3月までの研修?活動をご報告いたします。
 まず、1月28日には江戸川支部の彦田支部長はじめ青年部OBの方々と新年交流会を行いました。彦田支部長からは、今年の物流業界の見通しや経済動向など興味深い話を伺うことができたほか、先輩方からも体験に基づく会社経営のお話などを聞くことができ、貴重な時間を過ごすことができました。
 その後の懇親会では、昔(失礼)の青年部の方々の豪快な話(実はこの話が一番興味があった)などを聞かせてもらい、また、青年部に対して大きな期待をしていると激励の言葉もいただき、青年部一同気持ちも新たにした1日でした。
 江戸川支部青年部で毎年恒例としている親睦旅行を今年は2月7日〜8日の日程で信州は戸倉上山田温泉に行ってまいりました。有名な温泉らしく、我が青年部ではここ何年か親睦旅行の候補地になっていたのですが、今年ようやくその念願が叶い行くことができました。なんとなく例年に比べて参加者も多かったような・・・。
 評判どおりとっても良い温泉で、おかげさまで皆ゆっくり(?)させていただきました。いやぁ、みんなで行く温泉はホント楽しいですねぇ。
 また、江戸川支部青年部では、3月14日に青年部親睦(こればっかり)ゴルフコンペを開催してまいりました。日頃の腕前を充分発揮した人もそうでなかった人も、それぞれではありましたが、好天に恵まれ絶好のプレー日和でした。
 親睦とは名ばかりで、ようはみんなで温泉行ったり、ゴルフやったりして遊んでるんでしょと言われそうですが、いえいえそんなことはありません。ちゃんと締める所は締め、押さえる所は押さえ、けじめもキチッとしているのが江戸川支部青年部なのです・・・。?
      
情報通信員 加藤 和彦 (有)藤岩運輸


■全国物流青年経営者中央研修会及び米国物流事情視察に参加して

 私は、初めて全ト協の中央研修会及び東ト協青年部の海外視察に参加しました。2月6〜11日の米国視察の記憶がまだ新しい2月20日に開催された中央研修会では、米国視察にコーディネーターとして同行された船井総研ロジ(株)の菅社長と、全国各青年組織のブロックリーダーの報告発表、米国で物流会社を経営されている日本人社長の米国物流講義があり、今後会社を経営するためには必要不可欠な研修会内容でした。
 全国から500名もの青年組織のメンバーが参加されましたが、これは皆さんの関心が物流先進国米国や国内の動向にあり、それを今後の会社経営に生かそうとする表れと痛感しました。
 また、米国物流事情視察では、菅社長が数年前の米国の状況や現状及び今後の3PLでの動向をあらゆる面から説明していただきながらの企業訪問や流通視察がとても参考になりました。視察して感じたことは、各企業が特化(IT・M&A等)した経営をしている点と餅屋は餅屋という発想から各社が協力会社の協力を得ながら総合物流会社として経営している点でした。
 米国では規制緩和が日本以上に進んでおり、勝ち組・負け組の差がはっきり出ている印象を受けました。今後ますます日本も規制緩和が進む中、米国とは商取引条件や国民性等の様々な違いがありますが、日本も同じような方向性を辿りつつ、日本流のアレンジで業界全体が変化発展していくと思われます。
 今回の視察では、全国から青年経営者の方々が多数参加され親睦を深める機会に恵まれ、私にとっては貴重な時間と財産になりました。       
      
墨田支部 林 秀行 (株)ハヤシ配送サービス


■リーダー研修会に参加して

 3月11日、平成15年度の青年部リーダー研修会の最終回が開催されました。第4回までのトラック業界に係わる内容とは異なり、今回はこの業界にとらわれない違ったビジネスチャンスを、ということで(株)イッツの久保田達也氏(「クボタツ」で検索してみてください。)による『ビジネスにおけるインターネットの活用』という講演でした。この名前だけ聞いてもどういう方か全く分かりませんでしたが、サンリオの「キティ」等の商品開発や東急ハンズの設立企画、また「ピッカピッカの一年生」というキャッチコピーを考えた人でもあり、話のスケールも大きく、聞いているだけで楽しくなりました。
 久保田氏は「ノートパソコンを持ち歩く時代は終わった。これからはカメラ付携帯があれば・・・」と実際に携帯電話で動画を撮りながらご自身のホームページにアップしたり、我々の活用法としてまずホームページを作る。大事なのはそこへ見に来るようにさせること。そしてそのアクセスを解析すれば、今市場で求められているものが分かり、ビジネスにつながるということを実演し、キーワードはホームページと携帯を使った『グループウェア』ということを強調していました。
 最後に「ネットでモノは運べない。僕が君たちと手を組んだらものすごいビジネス市場ができるだろう。」と嬉しいコメントをしてくださいました。                                 
新宿支部 大島 弥一 大島運輸(株)


■米国3PL企業視察研修に参加して
 昨年来リーダー研修を中心として勉強してきた米国の3PL事情の集大成として、2月6日〜11日の日程でロサンゼルス〜メンフィスに石川団長を中心に北は北海道、南は沖縄から総勢29名という大所帯で視察に行ってきました。
 さあ、いよいよ出発ということで空港待合室では和気藹々ながらも少し皆の顔には緊張が見えました。全ト協の永嶋部長もわざわざお見送りにお越しいただき激励の言葉をいただきました。米国視察に精通している船井総研ロジ(株)の菅社長の「何か事故があればそれだけでこの視察が失敗ということになります。」(だったような)そのことばの裏の「アメリカの得体の知れない怖さ」に身震いしながら(私だけかも)、飛行機に乗り込みました。
 まず最初に忘れられないのが、なんと言っても飛行機に乗っている時間の長さ。約10時間ということでしたが、私は3人掛けの一番奥(窓際)だったため、ほとんど身動きがとれず・・・・本当に辛い時間でした・・・・日付変更線を越え(いつ越えたかは当然解りませんが)いつまでたっても昼間ということを初体験しながら、そろ〜っと窓から外を覗いてみると、見えて来ましたアメリカが〜「でかい!」
 無事、ロサンゼルス空港に到着して表に出たときの第一印象は、すごく日差しも空気も綺麗で、異国独特の雰囲気というか匂い?がないな〜(ここほんとにアメリカ?)というのを憶えております。バスで移動しながら街を眺めていても、ロスは本当に綺麗な街でした。これにはちょっとびっくりしました。(あたりまえといえばあたりまえなんでしょうけど)
 サンタモニカ、ビバリーヒルズ、遠くの山に見える「Hollywood」の文字、ドジャー・スタジアム。こんなことばかり書いていると「おまえ本当に研修だったの?」と言われそうですが、視察の間の少ない時間でしたが、どれもこれも貴重な経験になりました。
 視察研修の内容詳細は別途まとめたものがありますのでここでは省略させていただきますが、4泊6日という超強行軍の視察研修でしたが、アメリカの物流の実態を肌で感じられたこと・・・全国の仲間と寝食をともにできたこと・・・なんと言ってもアメリカ本土に初めて行けたこと等々・・・これからの自分にプラスになることばかりの有意義な研修でありました。参加された皆さんお疲れさまでした!準備をしていただいた事務局の皆さんありがとうございました!また行きましょう!(次回は少し余裕の日程にしましょう(笑))                                       
足立支部 藤倉 泰徳 (株)藤倉運輸 


おすすめ接待場所

多摩支部推薦
うかい鳥山
住所 東京都八王子市南浅川町
TEL.0426−61−0739   http://www.ukai.co.jp/toriyama/
中央高速八王子I.Cから約25分、高尾山の緑の中にその店はあります。
<ここがおすすめ!>
◎まず最初にビックリするのが高尾山の自然を取り入れた広大な日本庭園。
 その中に合掌造りの離れ家が点在する。炭火焼き料理を中心に四季の料理他。
初夏には、ほたる狩りなども楽しめます。