(社)東京都トラック協会青年部ネットワーク
 


2006年(平成18年)4月25日
春号 No.39
(社)東京都トラック協会青年部発行
編集者 五嶋 宏行
東京都新宿区四谷三丁目1−8

良質な輸送のために   

本部長 松原 伸行

皆さんこんにちは。日頃は本部青年部活動にご協力いただき誠にありがとうございます。17年度は「実りを糧に、実効ある事業展開」をスローガンとし活動を展開して参りました。4回にわたる青年部研修会、名古屋、上海の見学会その他の事業も無事終了することができました。

しかし、業界を取り巻く環境は課題が山積しています。燃料価格の高騰分、環境対策のための車両代替費用の価格転嫁は小規模事業者ほどできていないのが現状のようです。

何よりもどうなるのかが見えてこないのが駐車対策の問題ではないでしょうか。全ト協、東ト協共に様々な申し入れを行い、いろいろな方策を検討しているところですが、画期的な解決の方法は見つからないようです。この問題ばかりは環境条例の時のように、結局真面目に準備したのに取締りなど形ばかり、ということにはなり得ません。

とは言え、配送先々での駐車場の確保など、配送が集中している大手宅配業者を除いてはとても無理な話ですし、仮に確保できてもその費用の請求などできるのでしょうか。配送要員を一人余分に連れて歩くとしてもその経費は同じことです。

このような、法令を遵守するための対策をきちんとして、その費用を転嫁せざるを得ない、いわば真面目な事業者と、対策を取らずに取り締まり覚悟の廉価な事業者を果たして荷主はどちらを選択するのでしょうか。社会保険の問題等々も含め、同じことが言えるでしょう。

Gマークを普及させ荷主からの認知を高める等になおいっそう努め、良質な事業者良質な輸送にはそれに見合う費用が必要であることを荷主や荷主団体に認識をしていただくことが不可欠でしょう。

デフレニッポンはその社会を無責任なものにしてしまっていることを認識し、社会に対する責任をどのように果たしていくべきかを真摯に考え直していかなくてはいけないのではないでしょうか。

 

◇総務委員会

18年度通常総会を5月24日(水)主婦会館プラザエフにおいて行います。ご出席のほどよろしくお願いします。

総務委員長 藤倉 泰徳

◇関ト協担当委員会

平成18年6月3日(土)に第18回関東ブロック青年経営者研修交流会を山梨県の「ホテルハイランドリゾート」で開催いたします。

研修会の講師には『極道の妻たち』で有名な家田荘子氏をお呼びし、「出逢い」をテーマにご講演をいただく予定です。エイズ患者、ヤクザや代議士の妻、新宿二丁目の人たちなど、その実態があまり世間に知られることのない人たちへのインタビュー取材によるノンフィクションで知られる家田氏の講演が聴けるチャンスです。奮ってご参加ください!

また翌日の平成18年6月4日(日)には第12回関ト協青年部会チャリティゴルフコンペを昨年フジサンケイクラシック開催で話題の名門「富士桜カントリー倶楽部」で開催いたします。バックティからだと7000ヤードを超す雄大なゴルフ場で(当然私たちはフロントからですが・・・)懲りずに団体戦の初優勝を目指します。腕に自信のある方、富士桜でプレーしてみたい方は事務局までお申し出ください!よろしくお願いいたします!         

関ト協担当委員長 藤倉 泰徳

 

◇杉並支部

杉並支部では、3月16日(木)杉並トラック会館にて、三組織合同研修会を行いました。講師に社会保険労務士の坂本鉄也氏を迎えて、@労基法・36協定の届出の実務、A雇用安定法の改定(高年齢者の雇用確保措置)に伴う対応策、B公益通報者保護法とその対策の3つの講義を受けました。

近年、雇用に対する法令がより複雑化しております。そこで、今回の研修会は、雇用主としてどのように対応しなければいけないかを整理して考えるよい機会となりました。特に、「公益通報者保護法」(内部告発者に対する保護法)は、ともすると会社組織全体に大きなダメージを与える可能性があるという難しい問題も含まれており、雇用主として対策を改めて考えさせられました。

これからも、杉並支部では研修会等を開催し、様々な情報交換を通して運送業界の発展に寄与していきたいと思います。  

情報通信員 臼田 和浩 臼田運輸(有)

◇豊島支部

第5・6ブロック青年部では、去る2月17日に住友ゴム(株)白河工場のご協力のもと、同工場のダンロップファルケンタイヤの工場見学・研修会を合同で開催いたしました。

支部ごとに現地集合後、工場内の生産ラインの見学に入りそこで目にしたものは、普段我々がトラックや乗用車に装着しているタイヤの製造工程の細かさと職人技であります。想像では、ゴムを流せばポコポコと出てくると思われたタイヤが、何人もの職人さんの手と最新鋭産業用機械との共存によって組み立てられているということです。

見学後の研修会では、同工場の「ゼロエミッション」という産廃ゼロ活動や、工場内での植樹な自然との調和・地域との共存、再生タイヤの生産と利用方法に対しての説明があり、本研修会は、とても有意義で目からうろこが落ちた思いでした。

※追伸・・・タイヤ工場ですが、ゴルフクラブやテニスボールなどのスポーツ用品も系列工場で生産されているということで、飾られている最新ゴルフクラブに釘付けの方もいらっしゃいましたね。

情報通信員 玉井 貴之 (株)豊島タマヰ運輸

◇足立支部

木々の新芽もちらほらと目につくようになり、新緑の季節となってまいりました。何をするにもいい気候となってきて、身体を動かしたくなってきています。

さて、足立の青年部の活動としましては、毎年この時期に交通安全のために役立てていただこうと、足立区内を管轄している、千住・綾瀬・竹ノ塚・西新井、4つの警察署の交通安全協会に年毎に訪れ、粗品を寄贈しています。

今年は3月29日に千住警察署の交通安全協会にデジタルカメラ、プリンタ−等を寄贈し、大変喜んでいただきました。事故撲滅のためにも役立てていただければ幸いです。

また、今後の活動におきましては、7月2日(日)に恒例のチャリティゴルフを開催する予定があります。このゴルフコンペには既に34回の歴史があり、毎年2回、7月と12月の第1日曜日に開催しております。

特に7月のコンペには、毎年150名以上の方に参加していただき、開催を重ねるたびに参加人数が増え、お陰様で毎回大盛況となっております。足立支部以外の方もぜひ参加していただきたく思いますので、腕に自信のある方、ない方を問わず参加していただくと幸いです。参加を希望される方はワタシ宛までご一報ください。

さらに、10月の7日、8日には足立区主催の数万人規模の「区民まつり」があります。今回の「区民まつり」の実行委員本部長に足立の青年部長が選出され、10月9日の「トラックの日」を前にまつりの中でブ−スをいただき、参加者に4トン車を並べて交通安全をPRしたり、恒例となった「タイヤ引きレ−ス」でまつりを大いに盛り上げる予定です。

今後の足立の活動にぜひ、期待してください!

情報通信員 都築 宏樹 (株)都築運輸


■第6回東日本地域青年経営者研修交流会に参加して

2月9日、ホテルインターコンチネンタル東京ベイにて、第6回東日本地域青年経営者研修交流会が開催されました。

研修会では、(株)インテグレックスの代表取締役 秋山をね氏による「企業の社会的責任(CSR)〜誠実さ(インテグリティ)が基本〜」というテーマの講演を拝聴しました。

最近、企業のトップが、不正や不祥事が問題で謝罪するケースが多く見受けられますが、それは企業が社会的責任を果たしていないことが原因でした。

社会的責任(CSR)とは、誠実さが基本であり、「言っていること」と「やっていること」が一致する組織づくりをするということでした。

そのために必要なことは、経営のトップにおいては、企業理念を再確認し徹底すること。組織においては、行動規範の見直しや周知を行うこと。働く人においては、個人の尊重と経営意識の醸成をしていくことでした。

生物学の自然淘汰の概念からも企業に進化的選択が長期に行われ、企業側には適者生存という結果がもたらされます。その観点からも、これからの時代を生き抜いていく企業として、消費者や投資家が支持する誠実な企業にいかにして成長させていくかが今後の重要課題であることを強く認識しました。

品川支部 大津敏一(株)大津運送


■全国物流青年経営者中央研修会に参加して

2月24日、京王プラザホテルにて「第15回全国物流青年経営者中央研修会」が開催され、540名以上の参加者の中、代表幹事である松原本部長の挨拶で幕を開けました。

第一部は早稲田大学商学学術院の杉山雅洋教授による『トラック運送事業の社会的使命と役割について〜社会との共存を目指して〜』というテーマでした。杉山教授は「今日は(アグネス・チャン氏の)前座ですので、手短に・・・」と前置きで笑わせてくれながら、トラック事業は貨物輸送からロジスティクス、3PLないしはサプライチェーンマネジメントとかなり進化してきており、使命が高い割に社会的評価が低いと応援メッセージで始まりました。

これからの課題は学生が好んでトラック業界に身を投じたいと思う業界にしていくことが必要ではないか。そのためには環境保全にいかに取り組んでいるかと我々の世代より遥かに先を行っている情報化への対応、つまりインターネットによる情報社会を利用して、皆様方のホームページをより魅力的なものにして簡単に有益な情報が得られるようなことを考えていただきたいとお願いされました。

第二部では歌手でエッセイストのアグネス・チャン氏による『みんな未来に生きる人〜アグネスから見た暮らしを運ぶトラック輸送』というテーマでの講演でした。第一声は「普段女性ばかりの講演が多いのですが、トラック協会のように男性がほとんどの講演は初めてで楽しみです。」と挨拶がありました。

話の中心は、現在ユニセフの大使をしている関係で飢餓や内戦で苦しんでいる世界中の子供たちのことで、日本から食料や衣類や毛布を送っても、港や空港から現地への輸送手段がないため山積みになっているということや、ユニセフの視察で案内されたときに、ここから先は地雷やテロ、伝染病などで危険ですから、入らないで下さいと言われたけれど、その先にこそ困っている人達が大勢いて、私は振り切って子どもを抱きしめに行ったという話で、聴いているだけで涙が溢れてくるような講演でした。

最後に歌手ですので、とアカペラで1曲歌ってくれ、我々にサビの部分の手話を教え、みんな手振りで参加し幕を閉じました。

会場の外にはユニセフの募金箱が置いてあり、講演後にはほとんどの人が募金していたように思います。私も周りの人を見ながら100円が多かったようなので500円を募金しました。

新宿支部 大島 弥一 大島運輸(株)


■国土交通省との懇談会

組織委員会の17年度の事業でありました国土交通省貨物課長との懇親会ですが、日程の調整が付き、年度をまたぎましたが、4月18日に奈良平貨物課長に東京都トラック総合会館にお越しいただき、行われました。

出席者は、松原本部長、藤倉本部長、田中本部長、武井幹事、それに私、鈴木の5名でした。2時間の時間でしたが、前半の1時間は国土交通省の「今後のトラック行政の展開ついて」講演をいただき、後半の1時間質疑応答と意見交換なども行われ、18年度についても、こうした機会を作りたいとお話をいただきました。

板橋支部 鈴木 伸一 みかさ運送(株)



青年部の皆さまへお知らせ

平成18年6月1日から駐車違反の取締りが変わります

@車両の所有者などを対象とした放置違反金制度が導入されます。
A都内では12区43署で民間委託が行われます。
B警察官以外に、民間の駐車監視員も放置駐車違反の確認を行います。
C悪質・危険、迷惑な違反を重点に、短時間の放置駐車も取り締まります。
D放置違反金を納付しないと、車検が受けられなくなります。

詳しくは、下記URLにて。

■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/project/gaiyo.htm

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